診療時間: | 9:30〜19:30 |
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発達障害は脳機能の発達の遅れやアンバランスさが原因で、職場などの生活環境や人間関係に不具合が生まれ、社会生活に困難が発生する病気のことです。発達障害は周囲からの理解を得られず、誤った解釈や批判を受けたりすることも少なくありません。発達障害の代表的なものとして、ADHD(注意欠陥多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)があります。
発達障害の診断は、詳細な成育歴・現症(自覚症状や所見など)の情報収集と心理検査を行うことで、総合的に判断をしております。
診断を確定するには中長期的な通院が必要な場合もあり、心理検査をしてすぐに診断ができるわけではございません。
当院でも、初めてお越しいただいてから診断まで、少なくとも2ヶ月程度の時間を要します。
あらかじめご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
※現在発達障害の心理検査が大変込み合っており、検査の結果が出るまでに3ヶ月以上の期間を要します。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承をお願いいたします。
※うつ症状や不安症状等で継続加療を必要とされている方の心理検査を優先して行っております。
単に「発達の傾向が知りたい」といった不要不急の受診はお控えいただけますようお願いいたします。
また現在、他の医療機関様からのご紹介も増えております。他の医療機関に通院されておられ当院に転院を希望される場合は、今までの経過、お薬の状況などの把握のため、必ず紹介状をご持参いただきますようご協力をお願いいたします。なお病状によっては、適切な医療機関へ改めてご紹介をする可能性もあります。
ADHDは次の3つの症状が特徴です。
特定の物事に注意をとどめておくことが難しい
落ち着きがない、1カ所に留まってられない
様々な刺激に対して反射的に反応してしまう
小児期以降の成長の過程で発症し、女性よりも男性に多い傾向にあり、近年では成人の患者様も多く受診されています。
ADHDの治療では、まず診断が重要です(十分な生育歴の確認と心理検査を実施します)。診断確定後は各症状の具体的な対処法のアドバイスを行い、薬物治療、カウンセリング、デイケアなどを組み合わせて治療を行います。
ASD(自閉症スペクトラム障害)はコミュニケーション能力や社会性など対人関係を構築していくことがうまくいかなかったり、特定の対象に対する強い興味(こだわり)から日常生活に支障を生じてしまうことが特徴です。
ASDは決して珍しいものではなく、近年になって世の中の認知度も高くなり、受診される患者様も多くなっています。
ASDの治療では、まず診断が重要です(十分な生育歴の確認と心理検査を実施します)。診断確定後は各症状の具体的な対処法のアドバイスを行い、薬物治療、カウンセリング、デイケアなどを組み合わせて治療を行います。